2018/01
AED設置にともない救命講習を受講しました。
11月18日、堺市消防局の方に来てもらい、救命入門コースを受講しました。
先日、会社にAEDが設置されたことをうけ、いざというときのために会社の役員、部署長が全員参加での受講となりました。
購入の内容は、倒れた人が大人である場合を想定して、心配蘇生やAEDの使い方などを学びます。
最初に講師の方が実演してくださりそのあと交代で練習します。
講師の方、いわく
・AEDは非常に有用な機器ですが、救命に重要なのは救命隊が来るまでは、ひたすら胸骨圧迫(心臓マッサージ)を続けるということ。
・AEDは電気ショックにより心臓の痙攣を止めるための装置で、あくまで重要なのは心臓が動き出すまでひたすら胸骨圧迫をやめないということ。
・脳への血流が3分~4分間止まると脳にダメージを負うのだそうです。
-講習を終えて-
講習を受けるまでは、AEDが心臓を再始動させるための機器だという認識でしたが、実際はドラマにあるようなシーンはないことを思い知らされました。
講習は人形相手ですが、それでもかなりの力で【壊れないか?】と思うくらい強く押さないと本来の心臓のポンプの役割りは果たしてくれません。
実際の現場では、肋骨が折れてしまうこともあるそうですが、それでも脳にダメージを負わないようにするため心臓マッサージを続けることが重要であることを何度も講師のかたが強調されていました。
幾度となく現場で多くの人命を救ってこられた方々の言葉には重みがありました。
受講時間は90分でしたが時間が経つのを忘れるほど皆さん真剣に受講されていました。
会社での緊急時をはじめ、家族や知人が万が一、緊迫した状況になったことを思うと、今回の講習によって重要な知識を得られ、予行訓練をさせていただけたことを本当にありがたく思います。
堺市消防局の講師の方々、ありがとうございました。